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結婚式の余興で大事なこと

今現在、結婚式の余興DVD製作を依頼されてる私が感じていることを記そうと思います。

特に、これから余興をやることが増えてくる若者に読んで欲しい。


・客観性を持つ

これが一番大切な事なんで最初に持ってきた。

どんな出し物に客観性を持たないと当事者グループ以外は「ぽかーん」となる。自己満足で終わる。

他の人達が余興やってて、「つまんねーなー」って思った経験無いですか?
私はかなりある。

逆に「おっ、この人達面白いな」ってなったこともある。

で、この差はなにかっていうと「他のグループの目を意識しているか」ってとこに行き着く。

私が面白いと感じた余興は、簡単に言うと「内輪ネタ過ぎない」んだよね。
新郎or新婦の友人として参加している以上、特別な思い出とかはもちろんあると思う。

しかしそれをなんの予備知識もない私らに見せられても「は?」としかならない訳ですよ。

具体的には、例えば歌なら「新婦の◯◯さんと一緒に発表会で歌った思い出の曲で~」とか「なぜその選曲なのか」が分かるだけで見る方も納得して構えられる。

DVDを作るときも、「なぜこのテーマなのか」「なぜそこで撮影したのか」とかが分かれば内容のクオリティはさして問題じゃない(素人だってみんな分かってるしね)


「新郎or新婦にだけ伝わればよくない?」
とか言うやついるけどそんなことは無い。
参加してくれた人達は祝儀で何万も払ってるのよ。だからこそ、余興がつまらないと全体の満足度が下がり、「あの結婚式はいまいちだった」といわれかねないわけ。
結婚式への評価は新郎新婦への評価になることだってある。

だから、頼まれたからには新郎新婦への評価を上げてやる!くらいの意気込みで臨んだ方がええと私は思います。


・いじっていい人、ダメな人の確認をする

これも大事なこと。当たり前だけど。
泣ける、じゃなくて笑える余興をしたい人はこれを忘れずに行いましょう。

披露宴とかなら間違いなく親族もいるだろうし、その中にはいじられるのが嫌いな人だっているかもしれない。

だから無用なトラブルを避けるために、客いじりがしたいときは「どのテーブルの人をいじっていいか」は頭に叩き込んでからやりましょう。


・あまりお金は掛けない

「お祝いなんだからお金掛かったっていいじゃん!」じゃない!

そりゃ新郎新婦が常識的な人なら、終わったあとにお車代とかお礼とかって形でお金くれるからいいけど、そうじゃないこともあるんだよ。

お礼が駄菓子詰め合わせとかさ、そういうこともあるの(実話)

お礼なんか最初からあてにしてはいけない。
無いと思ってやった方がいい。
それに、既にご祝儀でお祝いのお金は渡してる訳だしね。

それでもお金掛けないなら自由にすればいいと思うけど、変な禍根になるくらいなら最初から予算を低くして負担にならない範囲でやるべき。



以上3点が、私の気を付けていることです。
結婚式はおめでたいことです。
トラブルや悲しい思いをする事は避けていきたいものですね。