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披露宴の余興について語る

本日、友人の結婚式&披露宴に参加してきた訳なんですけれども。

そこで行われていた余興があまりにもアレだったので、もう何回も余興を頼まれている余興請負人たるワタクシめが余興について語ろうと思います。



余興といえばよくあるのがムービーとか歌ですよね。

そこら辺、捨てましょう。
いやムービーは内容次第なんで一旦置いとくとしても、歌は頭から外しましょ。

歌やっていいのは、プロか準プロだけ。

歌なんて、ハッキリ言って退屈じゃないですか。
物凄いクオリティ高いならともかく。


余興は誰に見せるもん?

そうですね、新郎新婦がメインですね。

ただ、それだけじゃない。
会場には、わざわざ時間を割いて高い金払って息苦しい格好してるお客さんがたくさんいる訳で、その人たちを無視は出来ないでしょう。

見る人が新郎新婦だけなら歌でも構いませんよ。
それはお互いがお互いを知ってるし、その歌を選んだエピソードやストーリーがあれば感動出来るでしょうから。
「本人たちは」ね。


余興やる人のことはもちろん、新郎新婦との関係性も知らないお客さんだっているじゃん?

そういう人たちからしたら歌なんてやられてもポカーンな訳ですよ。


ムービー作るときも同じ。
新郎新婦に伝わる内輪ネタは入れても良いけど、全部がそれじゃあね、ってこと。


ちなみに今回の余興は「PPAP」と「恋ダンス」とかいう1mmも面白くない意味不明な内容でした。
※少しでもアレンジがあればまだ良かったが、そのまま劣化コピーしただけという……


つまりね、余興を考えるときは主役である新郎新婦が楽しめるかってのをメインに置いた上で、なるべく大多数が楽しめる内容を模索するべきだと思っとるんです。


我々はよく劇(ヒーローショー的なヤツとかシンデレラとか)をやってました。
事前に新郎新婦から

・何分取れるか
・どのテーブルの人をイジっていいか
・効果はどこまで使えるのか
・新郎新婦は動くことが出来るか

等々細かく確認して、一人でも笑わせられるようにかつ迷惑をかけないよう準備を進めます。


みんなが楽しい余興にするっていうのは、なかなか大変です。
しかし、そういう意識を持ってるだけで最低でも「つまらない余興」からは脱出できるはずなので、これから余興を任される事が増えるであろう若い方は参考にしてみてください。


おしまい