ボドゲレビュー:電力会社カードゲーム
「電力会社」という人気ボードゲームをライトにしたゲームだそうで。
ゲームの内容としては、競りゲー(ドラフトゲー)って感じですね。
プレイ中の様子。
結構広いテーブルが欲しいかな。詰めればコンパクトにもなるけど、出来れば余裕があるほうがいいと思う。
ゲームの目的は
・発電所を大きく(多く)して大量の勝利点を獲得すること
ゲームの流れは基本的に
①発電所を競り落とす
②資源を買う
③発電して収入を得る
の3つのみ。
ルールブックは細かい字で色々書いてありますが、割りと単純です。
しかし、
・お金を掛けないと良い発電所が手に入らない
・でも競り落とすのに集中すると資源が買えない
・資源がないと収入が得られない
とジレンマが発生して悩みます。
更に
・収入の大小が次の手番の順番に影響する
(欲しい発電所が取れない事がある)
ので、単純に最大量の発電をしていれば良い訳でもない。
でも、お金が無いと競りに勝てない資源が買えない。
とヒジョ~にもどかしい感じになります。
場合によっては自分の欲しいタイプの資源が場に無かったり、金の無いタイミングで超欲しい発電所が来たり、うまいこといかない状況をヤーヤー言いながら楽しむドM向けゲームといった印象。
※ただし、運や読みが当たればスムーズにことが運ぶこともあります。
あんまり他プレイヤーの邪魔はできないかな。自分のことに必死で(笑)
欲しい資源のタイプが競合してる場合は必然的に邪魔をしてしまうこともあるけど、積極的には邪魔しにいくことは出来ないから他プレイヤーとの絡みは少な目。
CEOになって会社を運営してる、って雰囲気は出てると思う。
ポイントは
・多少無理にでも競り落としに行くタイミングを見極める
・他社と資源が競合しない発電所を選ぶ
ってとこかな。
下手したら資源を安く独占することだってできちゃうからね。
インストしちゃえば2回目からはスムーズにプレイできる程度の難易度。
他社の邪魔をしない爽やかかつヒリヒリした読み合いが楽しみたいならオススメ。
あとストイックなプレイが好きな人にも。
逆に思いっきり性格の悪いプレイがしたい人にはオススメできないけどな(笑)